しばらくして亮佑くんも
保健室を後にした。


零に運ばれたとも知らずに
あたしは昼休みになるまで
気を失っていた。



「大崎さん?
あなた無理し過ぎ。
今日はちゃんと
ご飯食べなさいよ。」



先生はそう言って
カーテンを開けた。