GIVE ME your…



駅から学校までが
東京―大阪間だったかと
思うくらい通学路は
遠く感じた。


それでもなぜか
あたしはなんとかして
港高に着くことができた。


教室に入って
紗枝と茅乃の顔を見たら
安心して涙が溢れてきた。


心配は
かけたくなかったけど、
涙が止められなかった。


2人はあたしが
落ち着くのを待ってくれた。