「病室の前とおったら声が聞こえて・・・
でもなんか割り込んだら
迷惑だしそのままにしてたんです」


やっぱり

うるさかったんだ・・・


「すいませんあんな夜中に」

「いえ。彼氏さんではなくても
大事な人なんですね?」



大事な人_

少なくとも私にとっては
生きる希望をくれた
優くんは

大事な人


「はい。彼は私にとって
大事な人です」

「病気の事伝えるの
大変だったでしょ?」


「はい・・・
隠してたらばれちゃって・・・」


「彼にはちゃんと
すべての事を話すんですよ?」



「はい」



「ではちゃんと食事とってくださいね」


「はい」


もう
隠してることはない


全部話した


大丈夫