「花音さん
これからは2週間に1回はここへ来てください」

2週間に1回かぁ


「はいっ」


「生きるためです
前みたいに忘れてた
などとないようにお願いします」


生きるため・・・



ん?

もうすぐで
帰る時間だ


「聞いてますか?」


「あっはい大丈夫です」



「ここの番号を携帯に登録しておいてください」


「番号・・・?119じゃないんですか?」


「119です。すいません言葉が足りなくて・・・」


「いえっ」


「なにかあったらすぐ連絡すること」

「はい」



「すぐにです」


「はいっ」



「もしかしたら・・・」