「.........麻奈美ーっ!?」


音楽室の廊下の方から、麗奈の声がした。


「ほら、友達、探しているよ」


「はい........」


私は、音楽準備室から出て、麗奈の元へと向かった。



「どうしたの?麻奈美、いきなり...「麗奈は、知らなかった?」


「え............?」


先生の彼女さんは、麗奈のお姉ちゃん。


知ってると、思っていた。