瑞「外してっ!!!!!!!!!!!!!!」

翔「いやだ」

っ・・・・・・・!!

何なの!?

何がしたいのよ!?

さっきから同じ言葉ばかりがあたしの頭の中を駆け巡る。

瑞「何がしたいの!?いい加減言いなさいよ!」

そう言うと・・・

櫻井翔は、フッっと笑って、あたしに近づいてくる。

瑞「なに・・・・・・・?」

翔「楽しいコトしたいだけ」

瑞「楽しい・・・・・・・・・・・・・・・・コト・・・・・・?」

 ぐいっ!

そういうと、櫻井翔はあたしを抱きかかえ、部屋の奥の奥にある個室へと向かう。

瑞「ちょっ、なに!?下ろしてっ!」

翔「なぁ・・・・・・・・・瑞穂」

瑞「なっ・・・なによ・・・・・・・」

やめて・・・

そんなに色っぽい声であたしの名前を呼ばないで・・・

そんなに色っぽい瞳であたしの瞳を見ないで・・・

身体が・・・・・・

反応しちゃうから・・・

翔「TABOOって知ってる?」

瑞「TABOO・・・・・・」

TABOO・・・

訳すと禁忌・・・?

・・・・・・・・・まさか!!

瑞「おろしてっ!」

 ずきっ!

瑞「った・・・!」

手と足の手錠がっ・・・・・・!

翔「俺とTABOO・・・・・・犯さね?」

あたしの手と足からは・・・・・・赤い雫・・・

あたしの瞳からは・・・・・・青い雫・・・

それぞれが零れ始めた。