【裁判所】 ※想像です※

裁「被告人、宥和瑞穂に……………」

 ドクンッ…

あたしの心臓は、驚くほど早く鳴っている。

これで…

あたしの運命は変わる。

もう道は決まってる。

残念なことに…

あたしは……

その結果に抗う勇気は持ち合わせていない…。

どんな結果であろうと…

否定できない…



裁「死刑判決を下す」

 


 ざわっ!!!!

会場の客席からは、泣き声やカメラの音が響き渡る。

あたしは俯いたまま証言台に立ち尽くし…

次の瞬間……………

瑞「うぅっ…………ふぅっ…………そっ………んな…………っ!」

泣き崩れた…

瑞「そんなあああああああああああああああああああああ!」

あたしは大きな声を上げて泣いた。

あたしの目は…

ほぼ、地獄の色に近い…

漆黒の闇に覆われていた……。