あたしは、東京放置所に入れられている、死刑囚。

『誰か・・・

この暗い部屋から出して・・・』

あたしの願いは届くはずもなく。

灰色の冷たい壁に吸い込まれてゆく。

嘆いて嘆いて、

叫んで叫んで、

そうしている間にも・・・

刻一刻と・・・・・・・・・時は過ぎてゆく・・・

希望の光なんて

ありやしない・・・―――――――――――――。