天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅠ

「龍娘ちゃん!」

きゅるん。

「龍娘ちゃん!」

きゅるん。

「ろんちゃん!」

きゅるるん。

「にゃんにゃん!」

きゅるんきゅるん。

虎次郎の愛称攻撃に、龍娘、ロマンティックが止まらない。

「な、何よ何よ!そんな馴れ馴れしく可愛い呼び方しないでっ、べ、別にっ、気に入ってなんかいないんだからっ!」

赤面し、頬に両手を当てて、イヤイヤと首を振る龍娘。

普段の凛々しく雄々しい姿は欠片も見当たらない。

虎次郎と龍娘、ここまでの攻防でダメージは互角と見た。

「…あーもしもし…こはくか」

翡翠は阿呆らしいやり取りに付き合っていられず、ラブイチャテレフォンタイムに興じている。