嘲笑と共に去っていく天神学園二大変態。

「おのれ、糞餓鬼ども…許すまじ…」

川蝉の柄がミシミシと音を立てる程に握り締める翡翠。

そんな体育教師の背中を見つめながら。

(あ、危ないとこやった…)

何とか綺麗な体のまま生き延びられた琉は、安堵の溜息をつくのだった…。