そしてあっという間に12時。

「はるか、勉強は終了だぞ。昼飯の時間だ」

駿にぃが入って来た

「うん、あと少し」

「駄目だ」

そして、教科書を奪われた。

「返して!」

「明日な。今日は、ゆっくりしとけ。じゃなきゃテスト受けさせられない」

「わかった…」

「じゃあ、熱計って」

「うん…」

「もう息苦しくないか?」

「うん」

「酸素濃度計るな」

「うん」



「少し低いから酸素マスクしてて」

「うん…」

ピピピピ♪

「何度だった?」

「37.9」

「点滴の追加持ってくるから」

「わかった」