数時間後…

はるかゎ寝ていた。

慌ただしくて起きた。

「はるか、痛い所あるか?」

「あ…ゲホたま」

「呼吸辛いか?」

はるかゎ一生懸命首を縦に振った。

「前田さん、点滴追加と吸入機お願いします」

「はるか、もう少し我慢しろな」

修にぃ、駿にぃ、雄にぃが落ち着いて処置してくれる。

「はるか、これゆっくり吸ってて」

そう言い駿にぃが吸入機を持ってくれる。

昔から吸入機が大嫌い。苦いし。だから息を止めていた。

「ゲホゼーゼーゲホ」

「大丈夫か?ゆっくり呼吸して」

親を亡くしたせいか兄達ゎ優しい。