「はい……」 二人で笑いあった後、優斗がポケットから何かを出した。 「何?」 小さな紙袋。 「誕生日プレゼント」 「え?」 あまりにも突然のことで、ポカンと口を開けて固まってるわたしを見て優斗が笑う。 「何だよ、その顔……」 「だって……」 誕生日プレゼントって……。