恋の香り~ダブルクロス~



大人なんだか子供なんだか……。


「……でもさ、陽斗はお前のこと、好きだろ?」


「はぁ?」


ありえない優斗の言葉でわたしは口を開けるしかない。


「あれはそうだな」


確信めいた様子の優斗。


ど、どーしてそうなる?


陽斗がわたしを……?


ま、まさかねぇ……。