「んで、お前どうしたの?」
やばい、大介が怒ってる。
「その、お母さんから連絡あって
怖くてどうしたらいいのか
分からなくなって。」
「新井さん、こいつ
実家に戻らせた方がいいですよ
俺たちまで危なくなります。」
そっか……
やっぱり戻るしかないんだね。
その時、新井さんが
「いや、でも久住さん。
もう少し考えてみましょうよ。
なんか別の方法があるんじゃないですか?」
え?嘘……
新井さんがかばってくれた。
その瞬間涙がこぼれた。
でも一向に大介は
実家に戻すという考えは
覆らないらしい。
そう言って話が収まりつかないまま
新井さんは帰りますと言って
帰ってしまった。
その後大介と話しあうこともなく
二人距離を置いて寝た。
