何か危ない匂いのする男だと感じ、深入りはしないほうがよいと感じたのだけど、二郎にも何か目的があるのか、それとも二郎に落とせない女はいないと思っているのか、携帯の番号をひつこく聞いてくるようになった。なんだかんだ言いながら私が話しをそらすと最後の一桁は言わなくていいから後のを教えてくれなんてあの手この手で攻めて来て、最後には一日に三度もお店に来て流石にこんまけして教えてしまいました。まあ、私もサイドビジネスにも役にたつかと軽く考えていました。