【短】涙弱男

「ちょっと待て!言いたいことは色々あるけど、できたってまじか!?」


「見てみれば?」


俺のパソコンをあっという間に皆が囲む。


機械は得意だし、手抜きも俺の得意技。


「うっわー…まじだ」


「手抜き感は否めないけど、最低限の仕事は完璧。しかも早っ」


だろ?

要領だけはいいってよく言われる。


「で、でもまぁ…仕事ができるぐらいじゃ…な?」


「そ、そうそう。里沙ちゃんの話はまた別だし」


そして、皆が恐る恐ると言った感じで里沙に視線を移す。


皆が動いたお陰で、里沙とバッチリ目が合った。

カーッ!