清々しい朝。

私、大神梨花は今日から高校生2年生!

綺麗に咲き誇る桜の下を通って学校へ向かってる所です。

「ねぇ」

誰かに声をかけられた。

後ろを振り返ると見取れてしまうほどの整った顔をした男の子がいた。

「あのぉ…」

「あっ!ごめんなさい。何ですか?」