「……眠い……」 あたしは誰に言うわけでもなく呟く。 「どーせ宿題溜めてたんだろ?」 「……そーだけど」 はぁ、と。修は溜め息をつく。 「毎年そうだよな」 ほっといてよ。 「ちゃんと終わらせたんだから、別にいいでしょ」 あたしは頬を膨らませる。修には見えてないだろうけど。 「ハワイまで半泣きで電話してきたくせに、よく言うよな」 「な……!」 そう、修はのんきなことに夏休み、ハワイへ行っていたのだった。 おかげで宿題を手伝ってもらえなかった。