先生★ スキ

だとしたら残りはあと一カ所。

屋上しかない。


俺は急いで屋上に向かった。


……


扉の向こうから話し声が聞こえる。


ゆず…


そう思い一気に扉を開けた。


「ゆずっ」


「せんせい」


やはりそこにいたのはゆずだった。


だが…どうして矢口がここにいるんだ?


まぁいい。


とにかく今はゆずだ。


「矢口。ゆずと話がしたい。」


そう言うと素直に出て行った。