先生★ スキ

「つまり、あんたは川杉が好きだけど、川杉に遊ばれてるのがいやな訳ね」


優美ちゃんの解説に強くうなずく。


「でもそれって川杉は遊んでいるつもりはないんじゃない?」

え…?


意味がわからない。


「だってキスまでされたんでしょ?」


はっきり言う優美ちゃんに顔が赤くなった。


「普通、遊びならわざわざ生徒に手ださないと思うよ」


うん…


「ある意味犯罪だしね」


ケラケラ笑う優美ちゃんとちがいあたしは呆然とした。