「ゆず、残念」


勝ち誇ったように言ってくる。

もう知らない。


「ゆず、そんなに怒るなって…」

「猟が甘やかせてばかりだからでしょ」


だから愛菜がパパ大好きに…


「そんな落ち込むなって。



夜は沢山ゆずを甘やかせてやるから」


ばか猟。








ばかばか言ってるけど、あたしはあなたから沢山の幸せを貰うことができたよ?


そしてもうすぐ五歳になる愛菜からも。






あたしたちの幸せがこれからずーっと続きますように。









END