「じゃあフレアはルイとお茶でもゆっくり飲んで少し話したら?俺はその間に荷物を片付けてくるよ。」 「ええ。ありがとう。」 幸せそうに微笑むフレア。 彼女は確かに今、幸せそのものだろう。 親友がいて、結婚を約束し、愛し合っている人がいるのだから。 だが、その幸せは、もうそんなに長くない。 「フレア……」 不意に、ルイが悲しそうな顔をする。 「どうしたの?具合でも悪い?」 「う、ううん。少し、お手洗いに行ってくるわね!」 と言ってルイは屋敷の中へ飛び込んでいった。