砂時計~*番外編*~

「ホントに来てくれたの?」



そこにいたのは……







ヒラヒラのフリル



がついた



スカートに





水色ストライプが




ワンポイントの




ブラウス。







頭には……



ネコ耳っ!?






いわゆる……




メイド。








「?



どうしたの?






キョトンとしちゃって」




「……」







俺の反応を見て



気づいたのか





ネコ耳を外す。



「私だよ、私っ」




ホラ!と言って




顔を近づけられる。







よぉ~く見れば……





























あの子っ!?




「さぁ行こう?



もう大変なんだから」





「うっわぁ~っ!




歩けるからっ




1人で歩けるからっ~」







ぎゅっと握り締められた




手が



熱い。