「そうですよ!!」 私は笑顔でそう答える。 「あぁ!!あの遥輝ね!!すっかり忘れてた♪」 普通忘れますよね……。 ずーん。 「はぁぁ。」 盛大にため息をつく。 「何よ?遥輝とのお見合いが嫌なの?」 私は、ふるふると首を横にふる。 「じゃ、なんでため息なんてつくの?」