「お、来たな♪」 親父がそう言うと、いっせいに俺達に視線が集まる。 ……なんか、妙に4人とも機嫌良さそうなんですけど? 嫌な予感しかしない!! 俺が身震いすると、親父が言った。 「実は今日、愛莉珠ちゃんの誕生日なんだ。」 「……あ、そうだったでござる!!」 忘れてたんかい!! 「それでな、俺たち4人で愛莉珠ちゃんにプレゼントを用意したゾ♪」 親父は、ウインクをしながら話す。 …………キモい。