「ねぇ、遥様。」 不意に愛莉珠が話しかけてきた。 「ん、なあに?」 すると、愛莉珠が悲しい顔をした。 「愛莉珠?どうしたの?」 ゆっくりと愛莉珠は話す。 「遥様、愛莉珠とは別の小学校行くの?」 うるうるとした目で僕を見つめる。