言われるがままに陽向君の運転する車へ。 「どこに行くんですか!?」 「いいから、いいから♪」 沙羅が無理矢理私を車に押し入れる。 「ま、まさか誘拐「なわけない。」 冗談ですよ。 沙羅が車に乗るとアイマスクを渡された。 「これ、つけて♪」 ピンク色にキラキラの目が描いてある。 「これを、つけるんですか?」 沙羅に満面の笑みで頷かれたらつけるしかない。