「待たせたな!!」 豪快に入ってきたのは、婚約者の父親である風織乃社長。 そのあとに母親らしき人も入ってきた。 ……いよいよだな。 俺はドキドキしつつ不安を抱えたままドアを見つめる。 すると、現れたのは、 人形みたいに可愛い女の子だった。