「魁斗のアホ〜。課題の量少し減らせ〜!!」 ……俺がせっかくお前に感謝してたってのに。 いい度胸だな。 「分かった。」 「え!?減らしてくれんの!?」 「今日の課題はその倍な。」 「はぁぁぁぁぁあ!?」 「魁斗のアホ!!バカ!!」 そういって走り去る遥輝。 あ?戻ってきた。 「でも、俺以上に勉強に励んでいる魁斗君にコーヒーをあげよう!!」 スッと差し出されるコーヒー。 「お前らしいな。」 「何が?」 「何でもねぇよ。」 人の心配ばかりしないで自分の心配もしろよ? バカ遥輝。