「愛莉珠!!」 なんか、ものすごい近くで声が聞こえます。 不思議に思っていると、急に自分の体が暖かくなった。 「え……?」 「ハァ、ハァ……愛莉珠。」 は、遥様? 息切れ……してます。 「探したぞ。話し聞いてくれ。」 「何も、話すことなんてないです。」 あぁ、迎えにきてくれてすっごく嬉しいのに、可愛くない、私。