「結局何時なんだよ!! あー、もう自分で見た方が早いじゃん!!」 俺はリビングにある時計を見る。 最初からこうすれば良かったものを。 完全なロスタイムだ。 俺は恐る恐る時計を見る。 「11時!?」 まさかの11時!? 7時から、4時間もたってやがる!! あぁぁぁあ、どうしよう。 俺が頭を抱えて唸っていると、親父がスーツ姿で現れた。