「それで、何かあったんですか?」 「あ、そうだった。忘れるとこだった!!」 沙羅は思い出したように言った。 自分で言い出したのに……。 「あのさ、昨日ここに遥輝来たのよね?」 「はい。来ましたよ!!」 「遥輝、酔っ払ってるときに何か言ってた?」 だいぶ率直に聞きましたね。 「んと、家に来た理由は、なんか新人さんのことを魁に相談したかったみたいなんです。その新人さん、女の人らしいんですけど、遥輝君がしばらく面倒見るよう頼まれたらしくて。」 え……。遥様が?