「ここよ!!」


「本当に来ちゃった……。」

そうです。


私たちは、魁斗君の家の玄関にいて、今まさにインターホンを押そうとしているところです。



「それにしても、大きい家ですね〜!!」



「そうよね、魁斗のくせに生意気ね。」



これだけ大きい家を自分で建てるなんてすごいです。


「そういえば、何も連絡してませんけど、大丈夫なんですか?」



「ん、いつものことよ♪」



聞いた私がバカでしたね。


分かりきってたことです。