「やっと起きたの?私なんか、8時には起きてたわよ♪」 自慢することかよ。 ……って、 「8時!?」 俺はまだ眠っていたであろう悩を叩き起こして、今の状況を整理する。 8時……って、朝の8時だよな? 夜じゃない……よな。 外、めっちゃ晴れてるし。 あれ? 魁斗は確か…… 「明日は7時には、会社にいるように。でないと、お前どうなっか分かってんだろ?」 …………死んだ。 俺、死亡。