あと、少しで愛莉珠の家だ〜。 車なんだけどね。 てか、10分とかムリでしょ。 出かける準備してなかったし!! 女はいろいろと時間かかるからね!! そんなことを思っていると電話がかかってきた。 陽向だ。 「もしもし?」 《あ、沙羅?10分過ぎたけど着いた?》 ……着いてないけど、陽向に何されるかわかんないから嘘ついとこ〜。 「着いた着いた。もう愛莉珠と一緒にいるよ〜♪」