「へ? あ、ごめんなさい!」

「ん。」

ガラガラ――――


「キャーーー!!」

なんだか騒がしいなぁ

あたしはそっと教室に入った。




「キャーーかっこいー!!」

「イケメンー!」



あ、 さっきの人かぁ。
あたしも思った。 すっごいかっこいい!



白くて綺麗な肌 やわらかそうな茶髪
くっきり二重の瞳 薄い唇・・・・

体型はー 細身かな?




そんなのことを考えていても
女子の奇声は鳴り止まず、

あたしは席についた。




ガラガラ―――

「みんなー席につけー!」


担任かぁーなんか厳しそうな人だなぁ。。


「ねぇねぇ!」

おお 隣の子が話しかけてくれた!


「ん?」とあたしは答えた。


「何小から来た? あ!
うちは安藤 真奈。 ちなみに南小!よろしくね?」


「あたしは山崎結愛! 東小だよ♪よろしくー」



あたし達はあっという間に打ち解けて
仲良くなった



「みんなー 体育館に移動しろぉー!」


ガタガタっ

みんなが立ち上がった



「うちらも行こっか」

「うん!」




それから体育館へ到着ー

校長の長い長い話が始まった――――。