青空ライン *second story*


「フランスに行くことを言わなかった俺も悪いけど、


杏がちゃんと言わないなら帰るよ?」



「行かないで…ぐすっ」



あたしは出ていこうとする優の腕を掴んだ。



泣かないように、



気持ちがばれないように


必死に頑張ってるのに



優はいとも簡単にあたしの頑張りを壊す。



「杏の本当の気持ち聞かせて」



「なんで…ぐすっあたしにはフランス…行くこと話してくれなかったの?




そんな…遠いところ…行かないでよ。



絶対離さないって…いってくれたのにやだよ…」



「…やっと言ってくれた。」



そう言って優はあたしに今まで1番優しいキスをしてくれた。