青空ライン *second story*




病室のドアを閉めて、ベッドに近付くと…



少しやつれた杏の姿があった。



「ごめんな…」



俺は杏の頭を撫でながら謝った。



「んー、…あれ?優?」



目が覚めたばっかりでまだ舌足らずの杏。



そんな杏でさえ可愛いと思ってしまう俺。



「良かった。杏倒れたんだよ。今まで気付けなくてごめん…」




「なんで?全然優は悪くないよ。あたしが体調管理ちゃんとしてなかっただけだから。」



「でも…」



「お願い、優あたしのことぎゅってして?」



俺はいつもそんなことを言わない杏にびっくりしたけど



優しく杏を抱き締めた。