"好きじゃない女とHできる?" (半数以上ができるの!?) 雑誌の特集を見ながら 口をあんぐりと開けるあたし。 一緒に雑誌を読んでいた彩未は 「やっぱりねぇ」なんて 同意の意思を表す。 [だって彼氏だってヤらしてくれ ない彼女とは別れるでしょ?] た、確かに‥‥。 [でも何か、やだなーこういうの] 頬杖をつきながら あたしはそう呟く。