「そうなの。こんなことできる子、

しかも私が来たときには居なかったし、午前中に終わらせたんでしょ?

生徒会に欲しいわね。今年はもう選挙ないから庶務って形で。」


「いや、あいつ忙しいんで、無理だと思います。」

 
一緒に居たいからって、今日仕事に行く前に来てもらった。
 
学校でしかも生徒会の手伝いをしてもらったのは、夢華の希望だ。

マネージャーが迎えに来やすい学校に居たい。
ということが理由だったみたいだ。
 
俺は、あいつの顔が見られて満足だから文句は言わなかった。
 
それから、一通り作業を終え、帰路につき
 
夜は涼斗に変わった。