「えー、絢音もったいない
 まだ分かんないじゃん!
 絢音かも知れないでしょ
 愁斗先輩の好きな人!!」  


そぅ、奈央の言う通り
まだ分からない・・・。



「それで泣いてても
 意味無いでしょうが!
 はっきり伝えれば
 いいんだよ!
 もしそれで、振られたと
 してもさ・・・
 ほかに沢山居るじゃん」 


これは慰めになっているのか
なっていないのか・・・

「ん、まぁとにかくさぁ
 絢音の気持ちを愁斗先輩に ぶつけてみたら?
 メールとかで・・・」



まぁ、確かに奈央の
言う通りだ。
私は幼い頃から
最後まで諦めずにとことん
やるタイプで、今回のも
諦めたくないのだ



「奈央!今日告白してみる」



「そうこなくっちゃね★」