「なんで?」



うぉー、直球・・・

なぜか分かんないけど
ガラスのハートにひびが
入った感じになった


(ここは素直に行こう)



「何となく気になった
 のかなー?
 あはっ・・・?」


「居ないよ、俺好きな人
 ちゃんと居るからさ」


が・・・ガビーン・・・


好きな人居るんだ・・・



「そうですか・・・
 それでは食べ終わったので また・・・」




気付けば私は目に大粒の
涙をうるわせながら
走り出していた