~千陰~

目が覚めると虎太楼の叫び声が聞こえた

俺が言葉を発したら
虎太楼が駆け寄ってきた
だから
大丈夫だって言う意味を込めて笑った

俺と虎太楼は動けねー
莉拓を信じるしかねえ

それまでは絶対に時間を稼ぐ

不意に男が「あいつが来た時に絶滅させてやるか」

そう言って俺の方に近づいてきた

隣で虎太楼が押さえ付けられながら
「千陰に触んなや!やるなら俺にやれや!!」
そう叫んでいた

でも俺は虎太楼に傷ついて欲しくなかったから
俺が犠牲になることにした