此処はどこなんやろ?
頭が痛い
体が鉛みたいになっとる
暗くてなんも見えん

でも俺は無意識にいつも連絡する千陰やなくて莉拓に電話しとった
莉拓なら秘密にしてくれるし
俺らん中では一番強い
千陰には心配かけたくなかったんや

ワンコールで繋がる
きっと俺から来たんやから不思議におもて早く出てくれたんやと思う

「虎太楼?
どうした?」
そんな莉拓の声に安心する俺
俺が強くいれたんは莉拓のおかげなんやと気づく

「悪いなぁ
やられてもーた
不意打ちやったんやけどな?」
情けなくなってくる

「……」
莉拓きっと驚いとるんよな
俺に怒っとるかもしれん

「虎太楼、大丈夫だ
俺が絶対助ける」
莉拓の優しい声に俺は涙が出そうやった

「莉拓、ごめんな
俺が弱いせいで」

「お前のせいじゃない
だからなんかあったら少しでも時間を延ばせ!
千陰には言わないから」