沙理に問い詰められちゃったけど、大丈夫だったぁ~・・・。
ほっ。セーフってヤツだねー♪
やったぁ☆
でも・・、新たな課題がド・ス・ンと。
やだー!


栗ちゃんに聞かなきゃ・・。
あのコト。
でも、聞きづらい・・・。
うぅ~・・。


塾まであと一時間。
どうしよう。いつもの通り宿題をする???
それ以外には思いつかない。




だから、な~んにもしないよりは宿題したほうがいいよね。
そう、宿題。宿題、宿題、・・・。
「うッ・・・・」
やられた。このヤバイ数々の宿題。
栗ちゃんめ・・・。
「や~めた!!」
諦めが早すぎる。

「ノート忘れました。」って言えばすむしー!!
だって、栗ちゃんが悪いんだもん。

ノート忘れくらいは許してもらってとーぜんだよね~!
それより、
どう言おうかな・・・??
「あたしに・・・したでしょ????おぼえてないの?」
とでも?


そんな積極的な。


自分はしつこいヒトなんて嫌い。特に、今の自分みたいな。
ぜーったいソレはイヤ。

じゃあ・・・
「ねぇ、責任とか感じてないの?」
とか急に後ろで言う??
カッコいい!!
少女マンガ並みにカッコいい!
うおぉ~!


ソレでいいか!
よっし。ソレでいくぞー!!
準備体操をして、宿題を再度やりはじめる。



あっと言う間に終わってしまった。
10分くらい?
そのくらいで。

でも、塾には行きづらい。
うぅ・・・。
こーゆーコトには弱いんだよね。昔から・・・。
他人に物事をしつこく言うのはダメだった。昔から。

時計を見た。
塾は7:00から。
「えーっと?今・・・は、ゲッ!6:57分ッ!」



完璧に遅刻☆