私たちの幸せはある日いきなり崩れていった。


海斗と一緒に行くようになってから1ヶ月がすぎた。

私は海斗といつものように手を繋いで学校に行っていた。


「海斗ー!おはよう♪」

私たちの後ろから声がした。
海斗が振り返って、「おはよう。」ってあいさつした。

海斗の名前を呼んだ女の人はみかってゆうらしい。

さらさらな長い髪は綺麗な茶色で、目はぱっちり二重。誰がみても美人な人だった。


……って!!

海斗に触りすぎですよね?!

みかってゆう海斗の友達?は海斗の腕に抱きついていた。