私は家族のこと、昨日みた夢のことを海斗に言った。
海斗は話しがおわるまで、私の頭を撫でて聞いてくれた。
だから、私はさっきより安心できた。
そして言い終わって、海斗が口をひらいた。
「俺と一緒に住まない?」
……えっ!?
「ゆりが死にたいって思う場所なら家に帰らせられない。ゆりはいらない子なんかじゃないよ。死にたいなんて思っちゃだめなんだよ」
…わかってるもん。
だから、今まで我慢したんだ。
「ゆりのお父さんは生きたかったと思う。生きたくても生きれなかったんだ。ゆりはまだ生きられる。どんなに辛くても、苦しくても生きられるんだよ。」
私はまた涙がでてきた。
「…そう……だよね。」
忘れてた……。
お父さんの最後の言葉を。

