でも、海斗のことをもっと知りたいと思った。 会ったばかりで、おかしいかもだけど、まだ一緒にいたいと思った。 「おじゃまします。」 家の中はすごく広くて静かだった。 お母さんやお父さんいやいのかな。 聞きたいけど聞いちゃいけない気がした。 「お父さんもお母さんも一昨年に交通事故で死んだんだ」 「え?」 「知りたいって顔してたから」 そう言って海斗は笑った。笑っていたけど……その表情はすごく寂しそうだった。 「ごめんね」 なぜかそう言っていた。