繋いだ手

「なっっ…!」
彼.拓馬くんが
机にひじをついて
口をとがらせ
私をじーっと見ていたので
思わず声がうらがえった。
「なぁ.麻奈ちゃん」
私の目を見つめそうつぶやく
「はっはひっ…」